平成11年の沖縄県産業まつりの「特許の部」で県知事「最優秀賞」を受賞しました。受賞した理由は、ウコンを油に溶かして吸収率を350倍に高め、ウコンの効能を十分に発揮させた。
クルクミンの吸収率試験を沖縄県の経営革新支援事業の企業の補助で行いました。(ラット試験)
実験は、ラットにクルクミンを経口投与し、胆汁内のクルクミン量を分析した。
1.左のグラフは、クルクミンを水で溶いてラットに投与した。クルクミンはほとんど吸収されていません。ウコン錠剤を水で飲む場合と同じ。(測定器の下限は1.6μg)
2.中のグラフは、クルクミンをオリーブオイルに溶いてラットに投与した。26μg/ml吸収。カレーと同じです。
3.右のグラフは、当社の特殊製法で製造したウコンエキスを投与した。571μg/ml吸収された。
計算:571/1.6μrg≒350倍
結論:当社ウコンエキスは、ウコン錠剤に比べて吸収率が極めて高く、350倍以上あります。それだけウコンの持つ力を十分に発揮することが期待できます。
※さらに上記3.の試験で胆汁が1.に比べ2〜3倍排出された。
下画像はクスリウコンの根茎。
使用する原料は、上画像の左からクスリウコン、秋ウコン、春ウコン、紫ウコン(ガジュツ)の4種混合です。これらを植物油で特殊製法により抽出します。中でもクスリウコンはクルクミンの含有朗が秋ウコンに比べ格段に高く、通常3〜6%含まれています。アジアでは、秋ウコンはカレーの原料ですが、クスリウコンは漢方の原料です。明確に分けられています。このウコンは、当社でしか栽培していない貴重品です。