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4種のウコン原料

■ウコンとは
ウコン(うこん)とはショウガ科に属するクルクマ属の仲間で、世界中に約50種が認められています。高温多湿を好み、アジア・アフリカ・インド・中南米・各大陸の熱帯から亜熱帯にかけて広く自生分布し、また、栽培されています。うこん(ウコン)は日本では、沖縄県・鹿児島県がうこんの主な産地となっています。
日本で栽培されているうこん(ウコン)と総称されているうこん(ウコン)の仲間で特になじみの深いのが、秋ウコン(沖縄名うっちん)、春ウコン(キョウオウ)、紫ウコン(ガジュツ)の3種です。以上3種ウコン(うこん)に加えてクスリウコンも使用されるようになっています。ただ、クスリウコンのほとんどがアジアからの輸入品ですが、当社では沖縄で唯一自家栽培しております
うこん(ウコン)の見分け方として、一般読者向けの多くの本の中で、秋ウコンは秋に花が咲くとか、春に咲くとか、あるいは秋ウコンの葉はツルツルとか、春ウコンの葉の裏には細かい毛が生えているとか書いてあります。1部は事実、1部は誤りです。ですが、沖縄以外の皆さんでタイミング良く花の咲く時期にウコンに出会うチャンスはどれほどですか?また、沖縄旅行で手に入れるとして那覇の市場で売っているうこん(ウコン)はすべて根茎です。確認のしようがありません。幸運にも、葉の付いた畑を見る機会があれば、葉を見れば見分けは簡単です。ちなみに、沖縄産の秋・春・ガジツウコン・くすりうこんの加工した残りくずを捨ててあった畑からは、4種とも4~5月頃いっせいに芽を出しました。春は、花の咲く時期ではないようです。念のため沖縄県農業研究センターに確認したところ、春ウコンの花の咲く時期は6~7月頃、まれに5月に咲くこともあるとのことでした。それより、ウコンの根茎は、インターネットなどで比較的簡単に手に入ります。また、那覇の牧志市場では3種とも取り立てのウコンを1kg1000円くらいで購入できます。簡単な見分け方は次のとおりです。

◆秋ウコン

沖縄では昔から俗称秋ウコンと呼んでいたようです。正式名称はウコン、沖縄では「うっちん」です。
学名:Curcuma longa L
英語名:Turmeric(ターメリック)
写真のように根茎を割ると茶黄色をしています。茶色はクルクミンが多くなると濃くなります。葉は、表裏ともツルツルです。薬効成分のクルクミンは約1~3%、精油分は1~6%含まれていて、食べるとイモくさみがありますが、苦味はあまりありません。(含有量は乾燥物)
特に二日酔いのサプリとして定番です。「PubMed医学文献」に記載されているように肝機能の改善・胃腸障害に薬理効果があります。又、クルクミンには強力な抗酸化作用があり、糖尿病や高血圧などの生活習慣病、最近ではガンの抑制作用、アルツハイマーに薬理効果があるとして日本をはじめアメリカでも研究が進められています。秋ウコン、うっちんの有効成分クルクミンは生薬の中で最強の抗酸化パワーを持っています。 名古屋大学大澤俊彦教授の研究によれば、クルクミンが腸で吸収される際より強力なテトラヒドロクルクミンに変化するとされています。科学技術庁放射線医学総合研究所の稲野博士の研究によれば、うこん(ウコン)の摂取によって放射線癌の発生が1/4に減ったとの報告があります。資生堂の研究によれば、260以上の植物を研究した結果、うこん(ウコン)のクルクミンの抗酸化能が最大であるとして、クルクミンを利用した化粧品を商品化しています。※肝臓は物言わぬ臓器で、病気がかなり進行しないと、症状はなかなか現れません。ただ、体がだるい、疲れやすい、風邪の初期のような感じがすれば要注意です。日ごろからうこん(ウコン)をお召し上がり、肝機能を強化することが肝要です。また、うこん(ウコン)は漢方で言う上薬です。長期間摂取しても副作用(毒性)がありません。
インドではカレーは常用食品の1つです。カレーには秋ウコン(うこん)粉が40~50%も入っています。人類が時間をかけて実証済みの安全・安心なサプリです。 
 
◆春ウコン

沖縄では昔から春ウコンと呼んでいたようです。正式名称はキョウオウ。
学名:Curcuma aromatica Salisbury
英語名:Wild Turmeric
根茎はあざやかな黄色をしています。葉の表はツルツルですが、裏を虫メガネで見ると白い細毛がびっしり生えていて、全体がやや白っぽく、触るとビロードの感じです。春ウコンの薬効成分のクルクミンは約0.3%、秋ウコンの1/10ですが、精油分は約6%含まれていて、特に胃腸に薬理効果があります。食べると強烈な苦味があり、胃もたれ、ゲップなどを改善して清涼感を与えるので、二日酔いの改善には効果があります。ただ、ストレス、アルコールなどによって肝臓は確実にダメージを受けますので、肝機能の改善に特に効果があると科学的に証明(エビデンス)されているクルクミン含有量の多い秋ウコンとの併用によって効果が倍増します。
現在のところ、秋ウコンのクルクミンの薬理効果についての研究が先行し、多くの論文が発表され成果をあげていますが。サイトの「PubMed医学文献」参照。春ウコンの精油の肝機能改善、癌の抑止効果など優れた臨床研究がされています。春ウコンが癌。肝臓に効能があるとの臨床研究がある以上、これから多くの研究が待たれるところです。

◆紫ウコン

俗称。正式名称はガジツ。
学名:Curcuma zedoaria Roscoe
英語名:Zedoary
根茎は薄い紫色をしています。葉は、表裏ともツルツルですが、表の中心線の葉脈に沿って幅1~2cm程度の茶色の筋が入っています。食べると春ウコンより強い苦味があります。クルクミンは0%、精油分は1~1.5%含まれていて、薬理効果は春ウコンと同じといわれています。中国では胃薬とされています。

◆クスリウコン

正式和名:クスリウコン
俗称:熱帯ウコン、黄金ウコン
学名:Curcuma xanthorrhiza
英語名:java turmeric
秋ウコンの一種です。秋ウコンと比べて特徴的なものは、クルクミンと精油の含有量が多いことです。クルクミンは約3~6%ふくまれていて、根茎の切り口は濃褐色をしています。精油も多く、生の秋ウコンは触ってもべとつきませんがクスリウコンはべたつき手が黄色に染まるほどです。アジアでは、秋ウコンは食品ですが、クスリウコンはまさに薬です。
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